伝統工芸が百貨店から飛び出すときが見えてきたかもね

イケハヤさんがこのところ伝統工芸に注目されていますね。

プロデューサーが大事、ほんとにそう思います。

………

・いままで伝統工芸品は百貨店の特技だった

百貨店が一手に担っていた部分と思います。

その辺のお店では買えない、作り手の少ない希少価値が高いもの。
これらを百貨店は上顧客さまに価値を伝えて、粛々と販売しています。

ここに百貨店のブランディングがあるか、というと、ないわけではありません。様々なコラボレーション企画や、デザイナーにリブランディングしてもらって生まれ変わった名産品なども生み出しています。

じゃあもっとそれすすめればいいじゃん!となりますが、そうもいかないときもあります。

まずは作り手の意識の問題で、”これはこうあるべきだ、こう作るべきだ、これが守ってきた伝統工芸だ”という型にはまっていると、フレキシブルな提案に乗ってもらえないことが多々あります(もちろん、そういう思いが伝統工芸を育てた側面もあります)。

そして、利害の不一致もあります。最近はもっぱら伝統工芸とアニメ文化をコラボさせたがりますが、もう旬は過ぎたような気しかしません。それに、そういう売り方はしたくない職人さんも大勢いることでしょう。

そしてそして、百貨店の担当者はひとつの案件にかかりきりになれなく、他業務にも日々追われるがために、職人さんとの信頼関係が築ききれないという状況も起こっているように思います。

・百貨店がプロデューサーである時代はもう終わる、かも

いずれにせよ、百貨店という発信ツールがもう弱まっている中で、イケハヤさんのようにネットメインでのプロジェクトを起こすということは、すごく意義がありそうです。

百貨店を見てくれている層とネットの層は全然重なりません。
ネットの層は、伝統工芸品がどのような手数をかけてつくられているか知らない方(特に若い世代)が多くいらっしゃいます。

そうなると、奇をてらったコラボのものづくり(アニメコラボとか)ではなく、単純に素朴に、いいものをいいと伝えるだけで、ひとつのムーブメントが起こりそうです。

うまくいけば、職人になりたい!って人も増えそうですよね。職人になりたい人と職人をつなぐ場がもっと手軽にあれば、どんどん技術をつないでいけそうです。

・伝統工芸品がこれからも伝わっていくために

若い世代のわたしたちがどれだけ知ることができるか。手仕事に価値を感じて、大切に思うことができるか。

発信力のある人が、どれだけものの良さに気づいて、発信できるか。

職人さんが、新しいやり方に対して、やみくもに否定せずに乗っかってみることができるか。

………

わたしも、どこかに携わりたいな。
とりあえず少しばかりは知っているので、もっと勉強します。

来年度、会いに行ってみたりしてもいいな。作戦に組み込まなくては!

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