くらし

毎日のお弁当を叶える!オリジナル冷凍食品

どんなに忙しくても、疲れていても。毎日お弁当を作れていた時期があります。
それは、ひとり暮らしをしていたころのことです。

お弁当。

これを作るようにすると、一気に生活の質が上がります。
テンションが上がる。おひるごはんのひとときが、癒しに変わる。
ただ満腹感を満たすだけのごはんじゃなくなる。
そうすると、もはや、午後の仕事のはかどり方が変わってきます。

最初のころは、”夕食のおかずを多めに作ってお弁当に入れよう大作戦”で、毎日のお弁当をこしらえていました。しかしどうしても、飲み会に行ってしまった次の日は、夕食でおかずを作ってないからその作戦ができなくて、かといって余分に早起きもできなくて。それが結構しょっちゅうあったんです。

飲み会を理由にお弁当を諦めていた自分、どうしても悔しくて。
で、どうにかこうにかならないかなと思って、気付きました。

冷凍食品を詰めればいい、と。

なんだよ〜冷食かよ〜と思ったと思いますが。ちがうの。ちがいます。
自分でつくった冷凍食品を詰めればいいんだ。ということです。

ではさっそく、おかず編・ごはん編に分けて解説していきます。

おかず→まとめて作って冷凍庫!

まとめて作るのはわかるけど、そのまま冷凍庫??毎回全部解凍するの?と思われたかもしれませんが、そうではありません!
冷凍庫に入れる前に、一手間加えることで、お弁当の即戦力になるのです。

こちらの写真をご覧ください。

  
多めにおかずを作ったら、小分けにして容器に並べてから冷凍します!

1枚目の画像は、左から、からあげ・鮭の塩焼き・ハンバーグ。奥のお茶碗に入っているのが、ほうれん草のおひたし。そのおひたしも、2枚目の画像のように、小分けにします。

で、このままフタをして冷凍庫にイン!よく冷ましてからインしてくださいね。
ものにもよりますが、1ヶ月くらいは冷凍焼けもせず、持ちます。

前日のおかずと組み合わせても、常備菜と合わせてもいい。なんなら最悪これだけの組み合わせでも十分お弁当を生み出せます。

ちなみにわたしが愛用している容器は、野田琺瑯というメーカーの”ホワイトシリーズ・レクタングル浅型”です。どシンプルだし、冷凍OKだし、おせちのお重にもなってくれるし(おせちを作った記事はこちら)、もう大好き。

このホーローの容器にアルミホイルを敷いて、その上におかずを並べています。ひっついて取れない!なんてことは全くなく、ぺりっ!とおかずを取れますよ。意外でしょう。

ごはん→まとめて炊いて冷凍庫!

わたしはどこまでも横着なので、おかずを作るときに、ごはんも多めに炊いておきます。
そして。ここからがさらなるズボラ技。

お弁当のごはんの形に合わせて冷凍ごはんを作るんです。


お弁当箱にラップを敷いて、いいかんじにごはんを詰める。
それを、ラップでくるむ。で、冷まして冷凍庫へ。

わたしはいつも一度に3合炊くのですが、当日の夜ごはんと翌朝の朝ごはんとお弁当、計3食分を差し引き、残りは全て冷凍ごはんにしていました。そうするとだいたい、

・朝ごはん用ごはん(お茶碗1膳分)→2食前後
・お弁当用ごはん→3〜4食

このくらいの冷凍ごはんをストックすることができます。

わたしのお仕事は3日くらい働いたらお休みという変則的なものなので、このスパンでちょうどよかったですが、平日5日間連続で働くタイプであれば少しアレンジ(というか炊く量増やす)が必要かと思われます。

気をつけたほうがいいこと

冷凍するおかず、おいも系は避けましょう。おいしくないよ〜

冷凍ごはんは割とすぐ冷凍焼けします。5日をめどに使い切りましょう。5日目でもちょっと気になってくるので、もし時間があればチャーハンに変身させてごまかすとよいです。

冷凍ごはんは必ず解凍してから入れましょう。解凍しないで入れると、お昼ごろにはお米じゃなくてゴムみたいに変身してしまいます。一方、冷凍おかずは凍ったまま入れてしまって大丈夫です。

たぶんすごく常識的なことなのかもしれませんが…体当たりで学んだ結果です…

毎日お弁当生活をめざして

市販の冷凍食品は、おいしいけど、プラスチックカップの色柄がチープだったりしますよね。そして若干味が濃かったりもします。
しかし!このやり方であれば、自分の好みの味付けだしコストも抑えられるし、料理の経験値も上げられる。余力があれば見た目にもこだわれる。文句ありません。

一回やってみると、意外と簡単にできることがわかるはず!

さっそく今週末はおかずを大量生産の日にしましょう。
楽しいお弁当生活が待っていますよ〜!