就活、わたしは全く後悔していません。今でこそ転職しようか迷っていますが、今の仕事は大好きな中での話なので、とても健全だと考えています。
ここまで就活に関して自信があるのは、相当ロジカルに話を詰めたからです。頭と足を最大限に使ったので、とても納得のいく満足な結果を出すことができました。
そんなわたしが百貨店に入社した経緯と、成功した理由について書いていきます。
そもそものわたしの傾向
就活の時点でつかんでいた傾向は、情報量こそ少なかったものの、一番中心となる部分を把握できていました。わたしの柱となる特徴は、この2点です。
- もともと接客業がすきだったので、大学時代のバイトはすべて接客。早朝カフェ、家庭教師、携帯電話販売など。お客さま対応も楽しいし、場を切り盛りするのも楽しい。
- 毎日同じことをするのはつまらない。わたしは飽きっぽい。せっかくなら結果がわかりやすくて、刺激的な仕事がしたい。
こうやって特徴を洗い出すにあたっては、自己分析がすごく大事です。
わたしの場合は小学生時代からの自分の活動や思いを洗いざらい書き出すことで、思いがけない自分の変化に気付けました。やり方はなんでも良いのですが、自分の傾向はしっかりとつかんでおきましょう。
ちなみに社会人になってからも迷うことがたくさんあります。自分を見つめることは、就活で終わりではありません。最近ストレングスファインダーにはまっていますが、これも自己分析のためのツールのひとつです。よかったらやってみてくださいね。
(ストレングスファインダーを使ったコーチングを受けた話はこちら)
どの業界・業種にしよう
いざ就活!説明会も解禁され、いよいよというとき。
わたしはまず、企業合同説明会でかたっぱしから各業種の代表的大企業をまわりました。金融、インフラ、商社、不動産、全然ぴんとこない。メーカーはおもしろそうでしたが、お客さまの姿が少し遠い。
わかってたんですけどね。やはりわたしはBtoCの小売業がいい!と、ここで再確認。
じゃあ、小売業の中でどういう業種にするか??これもかたっぱしから説明会に行きました。ドラッグストア、家電量販店、アパレルショップ…小売とひとくちに言っても、業種はたくさんあります。
わたしはここで、「暮らし(食・住)を豊かにする提案がしたい」と確信し、百貨店かスーパーに絞りました。
そこから、百貨店とスーパーの説明会と実店舗をたくさん見て回り、「ここはおもしろそうだ!」と思える会社をいくつか見つけるに至ったのです。
どきどきの選考
どきどきしながらも、割と各社とんとん拍子にすすみまして、運よく百貨店第一希望とスーパー第一希望が最終選考まで残りました。
これはひとえに、以下の3点がポイントだったんだろうなあと感じます。
- 自己分析がはっきりできていたこと
- 業界、業種をしぼった過程がはっきりしていたこと
- 同業他社の研究に抜かりなかったこと
でもここで問題に直面します。
第一志望vs第一志望、って どうすんのこれ!
どっちも、すごくやってみたい仕事なだけに答えが見つからない。ここで、わたしの就活の軸に優先順位をつけることにしました。
- 暮らしに役立つ提案ができるお店づくりをしたい
- 自分もこうなりたいと思える人がたくさんいるところで働き、自分もそうなりたい
- 地域の方々と、ともに発展していきたい
いままでこの3点は、並列でした。だから百貨店かスーパーか決め切れなかったんです。
優先順位をこのようにつけた結果、これがかなうのは百貨店だと分かりました。
ここまで考え抜けたので、百貨店の最終選考は自信を持って臨めまして、無事に第一志望の百貨店から内定をもらうことができました。
振り返って、いま思うこと
入社してからは、家庭用品系の場所に配属されたので、どこまでも希望通りでした。目指すべく先輩の姿もありました。日本のいいものをとことん提案できるイベントもあります。わたしの就活の軸が3点ともかなえられているので、最善最良の大満足の選択でした!今もそう思います。
就活のときに、あれだけ説明会に行きまくり、各社のメインとなるお店もまわりまくり、たくさんの方と話しまくり。あの労力と時間があったからこそ、納得のいく結論を出せました。
まとめると
わたしが大満足の就職ができた理由は、この3点に集約されます。
- 情報を集めまくったから
- しっかり軸ができたから
- いろんな人に相談したから
言葉にすると月並みですが、やり抜こうと思うとけっこう大変です。情報収集に関しては、軽く50店鋪以上は見に行って、感想や気づきをノートに書き、自分なりの分析をしていましたね(この前ノート捨てちゃった…もったいないことをしました)。
そして人に相談すること。最後に決断するのは自分です。でも、相談することで新しい考えが見つかったり、ぶれない自分に気付けたり、いいことがたくさんあります。
ひとりでも多くの方が、大満足で就活を終えられますように。応援しています!