ここ数年あった流れでしょうけど、
最近本やブログを読むようになったこともあり、このニュースはかなりわたしにインパクトをもたらしました。
無印良品の福袋、2018年も店頭販売はなし #ldnews https://t.co/vVMP2mXBln 寒い中待ったり重いもの持って歩き回る必要がなくなる。販売員もお正月休める。みんなハッピーなやり方なのかもなあ。
— こけちゃん (@kokechan2017) December 4, 2017
無印さん、福袋、webのみ販売かあ〜!
たしかに、時代の流れとして、ありだと思います。
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百貨店で福袋を販売する身として、特に2-3年前くらいから、疑問ばかりがありました。
どうして、そうまでして買いにきてもらえるのだろう?
安いからですよね。
安い、ということは
それだけ販売側に利益がないということです。
詰める作業も出てきたりもするので、手間もかかっています。
でもそれだけ手数をかけたとしても、
新年初売り出しのときに、福袋を楽しみにしている方が大勢いらっしゃる。
福袋での初売りは”お祭り”です。
福袋は日本ならではの文化だと思います。だからこそ、お祭りを楽しみたい、楽しんでもらいたい、その一心で準備してきたものだと思います。採算度外視で。
疑問はたくさんあるけれど、初売りの空気、わたしはすき。
お祭り楽しいもん。
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webがこうやって主流になっていくと、店舗で福袋をやる価値が、かなり薄れていくでしょう。
お客さま側からすれば、寒い中わざわざ出かける必要がなくなる。
販売側にとっては、人件費がうく。お正月ゆっくりおやすみできる。
物流に関しては、送料はすこし割増でもらえる形にして、ヤマトさんはじめ各社配達員に特別手当をちゃんと付けるようにすれば、見合った雇用が生まれる。
大手各社にはそうしてもらいましょう。
どこも正直、内容が同じものですからね。
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わたしは、福袋=お祭りという”場”は
残っていくと思っていますし、残したい。
いまの世の中には、”行きすぎた資本主義”じゃないけど、なににつけても”行きすぎた”感があります。
福袋もそうなんじゃないかな。
もっと個人的な、個性的で意欲の高いショップが福袋をやったら、「寒空の下わざわざ買いに出かける価値」が生まれて、賑わうかもしれません。
大手小売各社は、webでの福袋を展開しつつも、「本店のみ初売り開催・本店限定福袋あり」とかで限定性を高めた上で店頭販売をすれば、かなり効率良くなるはず。
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なんかいろいろやりようはありそうですね。わたしには何もできませんが。
最後にこの記事を書く前に書いたツイッター貼っておきます。
お正月って、どうやって過ごすんだっけ??わたしが子どものころは、福袋がすっごく楽しみだった!ほくほくのお年玉で文房具の福袋を必ず買って、おばあちゃんやおかあさんに中身を見せびらかす。
— こけちゃん (@kokechan2017) December 4, 2017
ある時ふっと、福袋だとたくさんの何かが手に入るけど、必ずしもほしいものとは限らないことに気づいて、そこから福袋熱がさめました。ほしいものを買ったほうがうれしいなあと、気がついた。
— こけちゃん (@kokechan2017) December 4, 2017
そんな現実に気がついちゃったけど、福袋をお正月のだんらんの中でわくわくしながら中身を出すのは、すごく楽しかった。わたしのお正月は、おせちをみんなで食べることと、福袋だったなあ。
— こけちゃん (@kokechan2017) December 4, 2017
こうやって12月から福袋をネットで予約受付しておいて、元旦とか2日におうちに届けば、そのわくわく感に近いものは味わえるのか!味わえるのか?
— こけちゃん (@kokechan2017) December 4, 2017
実はわたし、もう福袋買わなくなっています(まあ買いに行けないのもあるけど)。
でも子どもの頃のいい思い出として色濃く残っているんです、福袋。
最後の売る側、こころゆくまで楽しむことにします。