退職したお話し

上司に話したときのこと

わたしの会社の人事異動は年に2回しか機会がありません。春と秋の2回ですが、秋はたいして変わらないので、実質春の1回とも言えます。

かねがね、辞めるときは迷惑をかけたくないと考えてきていたので、春に辞めるつもりでいました。でもそうもいかなくなってきたので(理由はまた今度にします)、秋のタイミングにさせてもらおうと決めたのです。

1年半前にも一度退職未遂をしているので、いまの上司に辞意を伝えるのは2度目です。申し訳ないなあ、でも伝えなくては。

ちょっと言いにくそうに近づいて、「ご相談というか、お伝えしたいことが、、」と言うと、もうすべてを察したのか「なんだよ〜進路のことか?」と言ってくださいました。なんと話が早い。

この上司はもう何でも話せる間柄なので、9末退社の意思と理由を伝えました。「困るよ〜俺困るよ〜」と言いながらも、「まあでももう仕方ないよな、そうだよな」と、理解してくださいました。

実はもうすでに秋の人事異動に向けた話が動き出しているようで、「このまま事務所に報告しちゃうけど、本当にいいか?今行ってきちゃうぞ?」と言われ、

一瞬どきっとしたけれど、もう決めたことだから。そう思い直して「大丈夫です、お願いします」と伝えました。

「もう部長2人には話入れといた、これからが大変だな、あとはうまく話すんだぞ」

上司がやっと戻ってきたところで、そう報告されました。前回わたしがいろんな人からのアドバイスに振り回されまくって辞められなくなった経緯を知る上司なだけあって、なんとも絶妙な伝え方だなあと感じました。

そう、これからが大変です。辞めるまでのこれからも、辞めたあとのこれからも。